◆クリスマス、正月が終わるとバレンタインが始まる。
冬は忙しすぎる。
私のバレンタインは伊勢丹サロン・ドゥ・ショコラから始まった。褌締めてやってこう!
このサロショ(サロンドゥショコラ)は他のバレンタイン催事などよりレア度がやや高いらしく、しっかり回りたいのであればF5連打で平日の時間指定入場券を手に入れ、有給取って開店凸するようなカロリーの高いイベントだ。
私はパティシエに詳しいわけでもなければカカオの違いがわかるほど舌が肥えているわけじゃないがとにかく「見たことない面白い味」が欲しくて毎年必死になってしまう。
私のようなにわか者がいるから混雑が絶えないのだろうと申し訳ない気持ちを抱えつつ今年も並んでしまった。
説明文で味の想像がつかないものを沢山見られて楽しかった✌️
↑既にバキバキに割れてしまいやっとの思いで持ってる
金沢のチョコレートファクトリー・FILFILの「Nostalgia~望郷~」すごい!干し柿と玄米、塩昆布などが乗ったミルクチョコで冬の田舎の情景を表現してるらしい(ひとかけらでは味の全貌が掴めなかった)
個々の感想は後日述べるぞ!
◆歯医者2回目~右奥歯治療編~
先週の口内ボロボロショックから1週開き、だいぶ覚悟が決まったのでまな板の上の鯉の気持ちで診療台へ。人生初の本格虫歯治療となる。
削りながらどんどん麻酔を追加してくれてぼんやりするのは面白かった。最終的に何も感覚が無くなった時、「もし麻酔で何も痛みを感じないまま致命傷を負わせられたらゆっくり苦しくなって死ぬのか?」などと考えて1人で怖くなってた。多分歴史上そういう実験結果もあるかもしれないけど教えなくて大丈夫です。怖いから…
虫歯治療を子供の時に経験しているのと大人になって初めて経験してるのでは何か人生の厚みなどとして差があるのではないかと思う。乳歯時代に一回虫歯の嫌さを知っていればこんなナメなかったのに…
私はまだ水ぼうそうも経験してない。将来が怖い。
治療が終わり、削った部分の被せ物の説明を受ける。
神経ギリギリまで削ってしまったためもう後が無い私の歯では保険適用の被せ物が不適らしく、保険適用外の素材の説明を受けた。
9万円するらしい。
9万!?
顔が冷たくなるのを感じる
歯1本で、9万、
9万、
欲しかったけど諦めた憧れの服や工作機材、いつか飼ってみたかった犬、換えたいiphone、立ち読みしただけの高級カタログギフト、サイトだけいっぱい見た星野リゾート、蟹道楽などが頭を駆け巡り、全て小さく遠くなった。
今の私が十分に贅沢できるラインをまあまあ越えるくらいの9万円が、この奥歯1本に、マイナスになった歯をゼロに戻すためだけに。
9、へえ〜ー〜
9万円?
9?
それ以降何をしてても私の手元から-90000が離れない。
地に足のついた顔で歯医者さんの話を聞いてるふりをして、席を外した瞬間にTwitterサーチしてしまう。
もし今後Twitterが無くなっても発信はブログかインスタでやっていけるかなと思っていたけどパブリックサーチでいろんな人の生(ナマ)の意見感想を伺う手法がなくなったら結構孤独な気持ちになるかも。
今年はもっと仕事を頑張らなくてはならない。今は他人の自費治療の話を読む事でしか痛みを和らげることしかできないの。
9、はあ〜〜
頑張ります
◆スーパーの文具コーナーにディスプレイ用と思われるでかい文具が在庫に紛れて置かれていた。雑に置かれるとより面白い。
◆東京駅大丸でさかざきちはる先生のミニ展示がやってた!嬉しい
余裕のある大人になったら原画を買って家に飾るんだ♪全て遠ざかりましたが…