アフロ犬やたれぱんだ、リラックマなどの初期案やキャラデザ中のメモが見られてすごく良かった。キャラクターの初期案見るの好き……。
どの企画でも同じだろうけど、ファンシーキャラの売れる売れないって特にジャッジが難しいなと思う。いままで売れてきた要素だけ詰めてもうまくいかないことが多そうで仕事としてやっていくのは難しそうと邪推してしまう。
(サンエックスとは関係ないけど)ちいかわとかマーケティングからじゃ絶対に生まれてこないしすごい。
いつからか「かわいいの中の哀愁・ダークさ」のあるファンシーキャラがトレンドになっているような流れを感じるが、このシュール路線は王道へのカウンターであり、今後"カワイイ"の主流になるのは間違っているような気がする。(特定のキャラに対する意見ではなくてよ)
最初から悲しみを背負わされたキャラクターがガチガチの企業マーケティングの末に世に出されるのはちょっと引いてしまう。
とは言いつつ改めてたれぱんだ見たら絶妙な哀愁の温度感がものすごい良くて好きになっちゃった。今から好きになってもいいかな。
◆噂のネコちゃん配膳ロボット。
既にTwitterでもネタにされているが、人に気づいてもらえず怒ったり躓いて動けなかったりとドジっ子なところがかわいい。
先日見た光景、イヤホンをしている一人客に気づかれずネコちゃんロボが困っているところを周りの学生集団やカップルと(誰か教えてあげる?)と目配せしつつ助けようとする謎の一体感が生まれていた。その後学生集団の一人が声をかけ一同ホッと笑顔になった。
ロボットがにより見ず知らずの人が助け合うという近未来っぽい良い瞬間。
昔に読んだので内容は詳しく覚えていないが「弱いロボット」という本を思い出した。
人の助けがないと成立しない不完全なロボットの存在で人の優しさやコミュニケーションを引き出すみたいな話だったと思う。いいよね……。
豊橋技科大のコミュニケーションロボットは本当に良い。
弱いロボたちは科学未来館の特別展でたくさん展示してあるので見てほしい。
8月いっぱいで特別展は終了だしこのブログは今の所閲覧数ゼロなのでどこにも届かないけど。