ここ数ヶ月やることが詰まっており寝ても覚めても月月火水木金金って感じで疲弊していたので、1週間程度旅行なども入れない真なる休暇を取った。
とはいえ家でじっとするのは苦手なのでこの機会にGoogleマップに積もった「行こうと思えば行けるけど行ってなかった店」を巡ることにした。
もうピンの数は700を超えていて、きっと半分も食べられぬまま寿命か、閉店を迎えるだろうと思う。何かを経験することやコンテンツを見ることを回収とか履修みたいな言い方はあんまりしたくないけど…そういうことをしました。
今回はその中でも印象深いお店ダイジェスト版をまとめる。
- いったつみとらどう 椰子の白わらび餅
- HIGASHIYA GINZA 棗バター
- だしと麺 遊泳
- シンチェリータ
(リンクの貼り方を忘れたので押しても飛ばないです!)
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◆いったつみとらどう 椰子の白わらび餅 日比谷
もう2年近く気になっていたものの、わらび餅を買うためだけに帝国ホテルに寄る勇気や機会がなく憧れとなっていた存在を朝イチに食べた。
持ち帰りでもよかったのだが1箱4000円近いお値段に尻込みしてしまったのと、万が一口に合わなかった場合持て余すのが怖いのでイートインで。朝なら混まずにゆっくり出来るのでおすすめです。
これね、うまいです。
ココナッツのまったりとした甘さが前面に出つつも、餅の歯切れがよくスッキリとした後味にまとまってる。液状のココナッツミルクは喉に甘く残る感覚がたまにあるけどこれは上品で食べやすい。独特のふわやわ食感もいい。
栄養価の高い上質なものを食べさせていただいているなという優雅な気持ちになる。お茶もおいしい。もう一度食べたい唯一無二性があった。
でも1箱テイクアウトは日持ち的にもハードルが高いので数人で分け合いたい。
◆HIGASHIYA GINZA 棗バター 銀座
棗バター HIGASHIYA – HIGASHIYA・茶方薈・Sゝゝ公式 オンラインショップ - OGATA Online Department Store
画像は公式サイトより
上品な手土産として度々話題に上がるも味の想像がつかない棗(なつめ)バター。
HIGASHIYAの店内(撮影禁)も上質な落ち着いた空間で背筋が伸びる。これを買いに行くという行為そのものがレジャーになりうるくらいの。
写真がうまく撮れない
うまい!2個行きたい。いけます。でも大事に食べた方がいい。
ねっちりしてるのにすごく香ばしくて、バターのミルキーさと塩気とが溶け合う感覚たまらなすぎる……甘さは控えめで、鼻に抜ける風味を楽しむものなのではないだろうか?楽しみ方のレベルが高いよ〜
これ手土産にしたらオシャレすぎるだろ……と思いつつも、これを携えられる人間に自分はまだ到達していないと痛感する。棗バターが似合う大人になりたい。
https://twitter.com/d_t_m__yu_ei
ラーメン!私は麺が太麺であればあるほど好きだと最近気づいたので、うどんのような手打ち麺で話題となっていた遊泳は絶対行きたかったんだ。
おいしっ……
ここ最近ラーメン、特に油そば系は3口目くらいで「もう理解、理解しましたので…」という感情が生まれつつあり引け目を感じていたのだけどこれは最後までおいしくいただけた。油そばなんだけどあんまりキツくない感じがする?親子丼ぽい甘めの出汁風味が次へ次へと背中を押す。もっちりとして表面が粗めな、味の絡む麺をワシワシと噛むの気持ち良い。
あとおまけのスープがいい!(写真右奥)さっぱりとした薄口の鰹出汁がチェイサー的でよかった。外食のスープでここまで薄塩なのってあんまりないかも。
なかなか立ち寄らない立地だけどまた行きたいな〜〜普通のラーメンも食べたい!
◆シンチェリータ ジェラート 阿佐ヶ谷
ここは以前も一回行ったのだけどおいしすぎて忘れられないからまた行った。
ミルク系も良いがとにかく果物のジェラートがおいしすぎる!
なんか…一番良い状態の最高峰の果物をそのまま舌に浸透するなめらかな形状に揃えましたって感じ。前回訪問した時に感動したアメリカンチェリーは時期的に終わっていたが今期はプラムがよかった。
前回行った時は失礼ながらも素材が良すぎる以上の感想まで頭が回らなかったが、改めて食べると「味」に集中できる舌触りに加工してくれてるんだなと感じた。もちろん果物の食感とかかぶりつきとかそういう楽しみ方は生食でしか味わえないと思うけど、これは本当に「一番甘い果物の"味"」を楽しむアイスかも。
ぶどうとかいちごもおいしいに違いない。シンチェリータの近所に住みたい。この店で季節の変わり目を感じたい。
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他にも色々なお店に伺ったがとりあえず脳に鮮烈に残った4店をメモにしました。図らずも銀座と中央線の2エリアにまとまってしまったのでもう少し別エリアも広げたい。
休みって最高!