◆先週書いた日記がピックアップされていた。はてなの編集部さん、ありがとうございます。
最近日記が雑になるにつれアクセス数も減っているのが目に見えていたのでもうどうでもいいかと思って整体院やガストに対する消化できない気持ちを書いたら偶然たくさん見られてしまった。やや後ろめたくもあるがそれを恐れて無理にいいことばかり書くのも気持ち悪いよな。このままで行きます。
◆誕生日だった。27歳になった、成人してしばらく経ってしまった。もうあんまり若気の至りとかそういう盾の効果が切れてくる雰囲気があるので、最後の至りをするなら今なのではないか。いや別に故意に人に迷惑をかけることはしたくないが…。
今のうちに最後の油そば計画を立てておきたい。こってりを心から楽しんで食べられる最後の機会を、
去年の日記では自意識を脱ぐこと、その手始めとしてLINEに誕生日を設定することを目標としていたがなにひとつできなかった。一朝一夕には治らない癖だとは思っていたが一年経っても改善しなかったとはね。素直になることは意識してやっていたのでまた次の一年に期待します。
記念として分子ガストロノミーのセララバアド行った！ オモコロでナクヤムパンリエッタさんがレポ漫画を書いていたり、恐山さんが日記で書いていたお店です。
私は近年「一口食べただけでは素材と調理方法の逆算ができない料理」への興味が非常に強くなっており、ガストロノミーなんて意味がわからなすぎるからずっと楽しみにしていた。早く驚きたかった。
予約は取りづらいという噂だが、毎日サイトをチェックしていれば急に5日間くらいポッと空くのでそこまで難しくないです、お金さえ用意できれば……。
全て説明してしまうのはネタバレかもしれないのでかいつまんで説明する。
これ、団子かと思って手に取ったら表面がひんやりと硬いのでホワイトチョココーティングかな？と思って口に入れたら薄氷で、中にいちじくのような何かを感じ、考察をする前に溶けて消えた。正直この料理に関しては美味しかったのかどうかも脳に伝わる前に隙を与えず衝撃を与えて消えていった。舌を使って楽しむマジックショーのようだった。
動画を作る時のタイムラインのようにレイヤーが多く、見てから飲み込むまで感情や印象がコロコロと変わってきて感覚を拡張されるようだった。味と香りを別々で楽しむ料理もあり五感の存在をありがたく感じた。ペアリングのドリンクはアルコールとノンアルどちらもコースがあったが個人的にノンアルのほうがわかりやすく変わったジュースやお茶があり面白かったかも。
完全に朝の森の光が見えるゾーンがあるんです。
前菜は見た目にもインパクトの強い料理が出てくるだけに、メインの魚や肉料理はある程度フレンチのコースのセオリーに沿ったお皿が出てきて安心する。そしてその後デザートでまたひっくり返る。
新しい発見だったのはお肉料理に添えられていたホオズキが美味しかったこと。ホオズキって食べられるのか！ホオズキって外側のガクのせいでカサカサパサパサしたイメージがあったが、ベリーとフルーツトマトを掛け合わせたようなフルーティでジューシーさがあって好みだった。もう一回食べたい。
このあと吉池で食用ホオズキを見つけたが、1パック1000円だったので一旦見送った。次の給料日でホオズキを買う。
これ美味しかった。マスカットとゼリーに炭酸ガスを注入したデザート。強めの炭酸がぎゅっと凝縮されて口で弾ける、毎日風呂上がりに出てほしい。炭酸水で応用できないものか。
良い体験だった。
体の内部まで使用するアトラクション…とまとめてしまうと感想として安くなるかもしれないが、これは人の感想で満足せずその場に行って体験しておいてよかった。そしてシェフの橋本さんがとても丁寧で良い人だった。毎回料理一つ一つの説明もしてくれるし最後にはテーブルそれぞれに回って言葉をかけてくれる。人が良い飲食店は記憶に残る。
作り方の細かい説明は口頭説明のみで全て覚えきれなかったが「減圧しました」という馴染みのない説明が強く印象に残った。頭で工程が思い描けない。
まとまりのない文章になったが誰かに話さないと消化できない体験だったので書き記した。四季ぜんぶ制覇したいのでまた仕事を頑張ろう。
◆最近仕事に身が入らずボーッとした日々が続いていたが、急に頭が冴えシャキシャキと全てが進み、溜まった仕事も前向きな気持ちでキラキラと消え、ダルくないってこんなに視界が気持ちいいことなんだ！と思った日があった。熱が38度あった。なんで
（念の為ですが陰性でした 怖いよ〜）
